サプリメントの安全性を考え直そう

すべてのサプリメントの安全性が保障されているわけではない

早朝に目が覚め、シャワーを浴びてTVのスウィッチを入れると、必ずと言ってよいほどサプリメントのCMが放送されています。

今では私たちにすっかり馴染み深いものになったサプリメントとは何なのでしょうか。

チョイスニュートリション株式会社CEO サイモン・デューは自社のHPでこう言っています。

多くのサプリメント会社は、マーケティング上「人気のある」商品なら何でも売り、実際にその製品に健康効果があるか、人体に有益なのか害になるかの調査はしないのです。
はっきり言ってしまえば、サプリメント業界も他の業界と同様、「利益を生む」製品を売るのであり、自社製品に対する愛があるわけでもなく、顧客の健康のために売るのでもないのです。
なので、私はいつも人々に、栄養のことを勉強してリサーチをするようにお話しているのです。

チョイスニュートリション株式会社CEO サイモン・デュー

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サプリメントとは何か

では、サプリメントとは一体何なのでしょうか?

改めて尋ねられると、明快な応えることはできないのではないでしょうか。

そもそもサプリメントとはアメリカ合衆国で生まれたもので、それはビタミンやミネラル、タンパク質といった不足しがちな栄養素の補給や、ハーブなどの生薬の薬効を目的として作られたものです。

日本では1990年に入ってアメリカからの外圧もあり規制緩和が行われ、健康食品として市場に出回るようになったそうです。

  • 特定保健用食品(トクホ) – 厚生労働省から認可を得ることで特定の保健用途における効能を表示することが可能である。ただし錠剤や粉末状のものは認可されない現状にあることからここに分類されるサプリメントは今のところ無い。
  • 栄養機能食品 – 12種類のビタミンと5種類のミネラルのいずれかが一定量含まれ、その栄養素の機能を厚生労働省に届出や申請なしに表示できる食品であり、2001年4月に創設された保健機能食品制度により規定される保健機能食品である。
  • 一般食品 – 上述以外の食品を指し、効果・効能を書くと医薬品医療機器等法違反となる。

サプリメントの安全性に関わる2つの視点

私たちがサプリメントを使用するかどうか迷っている場合、次の2つの視点から検討してみる価値は十分ありそうです。

1.そのサプリメント自体に安全性の問題はないか

2.含まれている栄養素についての知識が十分にあるか

サプリメント自体の安全性について

あなたはサプリメント(ダイエット関連や強壮剤)による健康被害が実際に起きていることをご存知でしょうか。

トリプトファン事件では多くの死者を出しました。

厚生労働省の「健康被害のあったサプリメントのページ」に具体的な内容が公表されています。

また、国民生活センターの調査で、サプリメントの中には有害物質が含まれるものや該当の栄養素の含有率が少ないものもあるようです。

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安全性を確認した上で購入しよう

さて、日本では事故が起きてから対処するのに対し、アメリカでは頻繁に抜き打ち検査が行われているそうです。

具体的には、アメリカではコンシューマーラ(http://www.consumerlab.jp/)などの第三者が市販のサプリメントを実際に買って品質検査をしています。

そしてその結果がインターネットでも確認できます。

検討する際には、メーカー側の謳い文句だけではなく、そういう情報も参考にしたいものです。

含まれている栄養素に関して十分な知識を持とう

2013年12月にアメリカの研究者らによって、栄養不足のない人にとっては、ビタミンやミネラルのサプリメントは慢性疾患の予防や死亡リスクの低減に効果はなく、ビタミン・ミネラルの一部は特定の疾患リスクを高める可能性があると報告されていることはご存知でしょうか。

サプリメントを長期間にわたり過剰に摂取することは避けたいものです。

その栄養素がたとえ水溶性のものであり、尿として体外へ排出される場合でも腎臓への負担は避けられません、

サプリメントは注意深く、そして賢く使っていきたいものです。

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