やっぱ美味いもん食うのが一番|免疫力アップに不可欠なグルタミン


日本人が発見した味覚『うまみ』は海藻(昆布など)や魚介類のダシ(鰹節や煮干など)から抽出されたグルタミンやイノシン酸でした。

うまみ成分として発見されたグルタミンですが、その後、グルタミンのさまざまな働きが明らかになってきました。

今回は、その『うまみ』の素の一つであるグルタミンについてまとめます。
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グルタミンの効果

グルタミンはアミノ酸の一種です。

非必須アミノ酸ですが、代謝性ストレスなど異化機能の亢進により体内での生合成量では不足する場合もあり、準必須アミノ酸として扱われる場合もあります。

このグルタミン摂取のさまざまな効果が明らかになっています。

傷の回復期間の短縮効果

グルタミンには外傷を早期に回復させるという効果があります。

実際に医療現場では、術後に傷口の回復を早めるために用いられたりします。

また、軽度の肉離れなど手術を要しない場合にも、回復を早める目的でグルタミンが処方されることもあります。

筋トレで筋肉の痛みを起こした場合や、および特に老人に多組みられる筋肉の痛みや痙攣に対してサプリメントによる摂取は効果的と思われます。

免疫力アップの効果

筋トレ後は疲労のため免疫力が下がった状態にあります。

筋トレ後に風邪を引きやすくなるのはそのためです。

一方、トレーニングの後にはグルタミンを補給することが推奨されています。

これはグルタミン摂取により免疫細胞が増えるからです。

断食や怪我をしたとき、あるいは免疫不全症やガンにかかった場合にグルタミンが勧められるのはそのためです。

内臓の状態を整える効果

腸管の防御機能、腸細胞の増殖および分化、敗血症への感染率の減少を関連付ける証拠がいくつかの研究によりあげられています。

グルタミンはサプリから摂った方が良い理由

グルタミンは、小麦、大豆、海藻類を始め、お肉、お魚、卵、トマトやチーズなど、色々な食材に豊富に含まれています。

ところが、グルタミンは、40度以上の熱を加えてしまうとその力を弱めてしまうので、栄養素を余すことなく摂取するためには、生で食べる必要があるそうです。

しかも、例え熱を加えなくても、時間の経過とともに徐々に壊れてしまうので、食べ物から摂取するのは中々難しいと言われています。

さらに、水に長時間浸け過ぎた場合はグルタミン酸に変わってしまうので、摂取するには何かと厄介なアミノ酸だと言えるかもしれません。

このようなことから、グルタミン酸はサプリメントを利用する方が良いと考えられます。

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【注意】調味料によく使われているグルタミン酸ナトリウムは別物

このように人体にとって大変重要なグルタミンですが、それによく似た名前のグルタミン酸ナトリウムというものがあります。

グルタミン酸ナトリウムはグルタミンとは別物で、健康を害する恐れもあるので必要です。

  1. 1969年 マウスおよびラットによる実験で幼体への視床下部などへの悪影響が指摘される
  2. 1974年 JECFA(国際連合食糧農業機関 (FAO) と世界保健機関 (WHO) の合同食品添加物専門家会議)は1日摂取量(ADI) を120 mg/kg/day以下と定める。
  3. 1987年 JECFAは第31回会議で、グルタミン酸ナトリウムの一日許容摂取量を「なし」とする。FDAもグルタミン酸ナトリウムをGRAS (Generally Recognized As Safe) として、食酢や食塩と同じ安全性のカテゴリに置く。
  4. ※米国FDA(食品医薬品局)は胎児への影響を考慮し、特に妊娠中の女性に対してはグルタミン酸ナトリウムの摂取には医師のアドバイスを求めるように勧告している。
  5. 頭痛、歯痛、顔面の紅潮、体の痺れなどの症状(中華料理店症候群)
  6. アジアで緑内障が多い原因のひとつはグルタミン酸ナトリウムではないか?
  7. その他、味覚障害など

国内では食料品においてグルタミン酸ナトリウムは食品添加物表示では直接表示を避け「調味料(アミノ酸等)」という表記で代替される場合が多い。