私たちは健康であることを当たり前のように考え、普段はそのありがたさを意識しません。そして、その当たり前のことが医師の一言によって打ち消されたとき、初めて健康であることのありがたさや生きていることの尊さについて考えるようになります。
これまで筋トレやバルクアップなどを中心に書いてきました。
しかし、そのようなことについて考えたり悩んだりすることができるのも健康であるからです。
一方、美容や健康に腸が関わっていることは改めていう必要もないでしょう。
吸収するのも腸なら、排泄物をつくるのも腸なのです。その機能が衰えたとき、健康や美が損なわれてしますのです。
今回はそういう意味から、私たちの健康を支えてくれていると言っても過言ではない腸についてまとめてみます。
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腸の役割
生物の定義に次のようなものがあります。
自己増殖能力、エネルギー変換能力、恒常性(ホメオスタシス)維持能力、自己と外界との明確な隔離
ただし、この定義ですら生物と無生物をきちんと区別することはできません。
ウィルスやリケッチアは多種の細胞なしでは増殖できないからです。
このように、生物と無生物の線引きさえ難しいのですが、私たちヒトは明らかに上の4つの条件を満たしています。
そして、その4つ目の条件である自己と外界との境目にあるのが腸というわけです。
物質はその多くが腸を通して体内に取り込まれます。
これこそ私たちの体は腸によって作られていると言われている所以なのです。
腸の機能
では、腸とは一体何なのでしょうか。
「腸は、消化・吸収を担う小腸と、便を作る大腸から成っています。小腸には細菌やウイルスから身体を守る免疫機能が備わっていますが、大腸は、仕組みが複雑ではないため重要視されてきませんでした。ただ、近年になり大腸の働きが健康に大きな影響を及ぼしていることがわかってきました」
辨野義己さん(理化学研究所)
腸内環境を整え免疫力をアップする
体内の免疫細胞(白血球)はすべて骨髄で生まれ、その後、多くは血管を通って腸やリンパ節など免疫反応のある場所に集まります。
このとき、約7割もの免疫細胞が腸管に集まり、有害な細菌、ウィルスと闘っています。
腸には口や胃などを通じて消化された食べ物とともに細菌やウイルスなどの病原体が入ってきます。
そうした病原体の侵入をくい止めるのも、腸の大切な役目になっています。
では、腸内環境を整え免疫力をアップさせるにはどうしたらよいのでしょうか。
免疫細胞そのものに活力を与えるという視点と、腸内の悪玉菌を減少させるという二つの視点からまとめることができます。
免疫細胞そのものに活力を与えるグルタミン
アミノ酸の一種であるグルタミンは筋肉の同化作用促進の他に、免疫細胞のエネルギー源や傷口の治癒効果などがあります。
善玉菌のエネルギー源オリゴ糖
多くの研究により、オリゴ糖が善玉菌のエネルギーとなり腸内環境の改善に役立つことがわかっています。
大腸検診で腸内環境をリセット
一番確実に腸内環境を整えるためには、腸内洗浄をするのが一番でしょう。
大腸検診を受ければ、その準備のために腸内洗浄が行うことが自宅でできます。
必要な薬剤等の費用は大腸検診の費用に含まれます。
必要なポリープ切除も行うことができ、0から腸内環境を作り直すには一番の方法ではないでしょうか。
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