効果的なマッスルエレメンツHMBの摂取方法

「1袋30日分180粒」で効果があるのか

まず、HMBの1日の摂取基準量は3gとされていることを再確認します。

これはVukovichらによる研究で明らかにされたことです(2000年)。

その研究は筋トレ未経験者を対象に、HMBを摂取しないグループとHMBを1日3g摂取するグループ、HMBを1日6g摂取するグループに分けてウエイトトレーニングを8週間行われました。

そして、その結果は筋肉量を増やすためにはHMBの1日の摂取量は3gが一番よい閣下が得られ、HMBを1日に6g摂取したグループでは逆に筋肉量の現象が道められたというものでした。
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さて、話を戻します。

マッスルエレメンツHMBによりHMBを1日に3g摂取するためには、何錠飲まなけれならないでしょうか?

6錠あたりのHMBの量は1500mgつまり1.5gですので、3g摂取するためのは12錠飲まなければいけないことになります。

つまり、マッスルエレメンツを12錠飲んで初めてHMBを3g摂取したことになります。

ところが、メーカーは1日に12錠ではなく6錠摂取することを推奨しています。

基準量より少ない量でも確かに筋肉量は増加します。

しかし、効果は3g摂取した場合よりも少なくなります。

ユーザーはメーカー推奨の量の2倍を摂取すべきです。

それでも、公式ページを含め多くのブログで、多くの方がメーカー推奨量ですばらしい効果が実際に得られたと書いています。

日本のいろいろな場所でVukovichらによる研究を覆す結果が出ているということになります。

以上のことから、私は「1袋30日分180粒」ではなく「1袋15日分180粒」と考えています。

HMBの機序

1967年から2001年の間に行われた研究にたいするメタ解析研究で、クレアチンとHMBは筋力を明らかに増大させることが明らかにされています。

しかし、一方でクレアチンに比べるとHMBには「効果がなかった」とする研究も多く、サプリメント界ではそれほど人気のある商品というわけではありません。

HMBの効果の一つは、ユビキチン・プロテアソーム系の阻害、つまりタンパク質分解の抑制です。

ユビキチン・プロテアソーム系は、筋肉にとってハードな刺激が与えられたときに大きく働きます

ボディービル界では、あまりハードにトレーニングしていないときにHMBを使っても、大きな効果が得られないこと、逆にトレーニングプログラムを変更したときとか、しばらく休んでいたけど久しぶりにトレーニングを再開したときには、HMBの効果が得られることが知られています。

ところが、多くのブログでハードなトレーニングをしなくても筋肉量の増加が得られたという内容の記事が見られるのはなぜでしょうか?

さらに、Vukovichらによる研究では8週間の間、ウェイトトレーニングとHMBの摂取が併行して行われました。

そうであるにもかかわらず、まるでアナボリックステロイドのように、短期間でトレーニングなしに効果が得られたという記事が見られるのはどうしてでしょうか?

このことについて、私はそのことをそのまま受け入れてはいません。

実は、HMBにはユビキチン-プロテアソーム系において酵素プロテアソームを阻害するという働きがあります。

分かりやすくいうと、トレーニングで得られた筋肉もトレーニングを暫く休むと不要なものと判断され、ユビキチン-プロテアソーム系により分解されてしまいます。

しかし、HMBがその分解を阻害するというわけです。

すなわち、初めからまったくトレーニングをしない状態でHMBを使用しても効果は実感できません。

しかし、トレーニングで得られた筋肉があれば、その分解をHMBが抑制してくれるというわけです。

この点を誤解しないよう注意が必要です。

結果を出すための条件

  • 「マッスルエレメンツHMB」はウェイトトレーニングと併行して摂取すべし
  • トレーニングではハードに追い込むことを基本とすべし
  • 最低8週間は継続すべし
  • 1日に12錠を複数回に分けて摂取すべし

多くのマッスルエレメンツHMB推奨記事は誤解を招きやすい表現で書かれています。

正しい知識でHMBを摂取して、初めてその恩恵を受けられるというものです。

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