新陳代謝アップと脂肪燃焼に効果的な甲状腺ホルモンのコントロール法

食事により摂取されたたんぱく質や脂肪、炭水化物は、代謝されてエネルギーに変換されたり、身体の組織をつくるために利用されたりしますが、甲状腺ホルモンにはこうした新陳代謝を促進する働きがあります。

また、甲状腺ホルモンは、胎児の発育に重要な働きをしたり、子どもの成長を促したりすることでも知られています。

実は、この甲状腺ホルモンは余分な脂肪を燃やし、タンパク質の同化を促進する働きもあります。つまり、甲状腺ホルモンについての知識は筋肉増強に役立つといえそうです。

甲状腺ホルモンの働き

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甲状腺はのど仏の下のあたりにある蝶の形をした組織です。

そこで作られているホルモンが甲状腺ホルモンと呼ばれているものですが、甲状腺ホルモンは生命維持のための重要な役割を担っています。

  1. 中枢神経系の維持
  2. 代謝促進
  3. 交感神経の活性化
  4. 心拍出量の増加

先にも記しましたが、甲状腺ホルモンは腸からの糖の吸収を促進し血糖値を上げます。

また、コレステロールや中性脂肪を下げる働きをします。

さらに、タンパク質を筋肉に作り替える働きをします。

そして、各組織での酸素消費量を増やし、基礎代謝を活発にします。

このように良いことづくめの甲状腺ホルモンですが、増えすぎると交感神経を活性化し、さまざまな支障をもたらします。

交感神経が活性化すると、イライラや手足の震え、動悸、心拍出量の増加と心臓への負担増大が起きます。

そこで、甲状腺ホルモン量が一定になるように調整する機関が人体には備わっているのです。

甲状腺ホルモンの分泌量を調節しているのが視床下部と脳下垂体です。

甲状腺ホルモンは少な過ぎても多過ぎてもいけないのです。

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甲状腺ホルモンの分泌を正常に保つ方法

ストレスや免疫力の低下が甲状腺にはよくないといわれています。

ストレスをうまく解消し、睡眠をしっかりとるなど健康的な生活習慣が大切です。

ヨウ素の過剰摂取は危険

甲状腺ホルモンはヨウ素からつくられます。

ヨウ素を多く含む食物にはコブや海藻があります。

普通は過剰に摂取したヨウ素は尿に混じって体外へ排出されます。

また、血中のヨウ素濃度が高くなると、甲状腺内のヨウ素の有機化が抑制され、造られる甲状腺ホルモンの量は減ります(ウォルフ・チャイコフ効果)。

そして、ヨウ素の血中濃度が元に戻れば、甲状腺ホルモンの量もまた元に戻ります。

ところが、甲状腺に何らかの病気がある場合には、甲状腺ホルモンをつくる機能が再開せずに甲状腺機能低下症を招くことがあります。

甲状腺機能低下症を引き起こした場合、むくみ、倦怠感、腸のむくみが引き起こす便秘、体重増加といった症状が出ます。

甲状腺炎は無症状の場合が多く、ヨウ素サプリメントを長期間取り続けていると、思わぬ影響が出るので注意が必要です。

1日数mgの高用量のヨウ素を摂取することは、正常な甲状腺機能を阻害するともいわれています。

ダイエットサプリが死を招いた原因

以前、海外から輸入したダイエットサプリメントの健康被害が問題になったことがありました。

甲状腺ホルモンはこうしたサプリメントにも含まれている場合があります。

こうしたサプリメントは外因性甲状腺剤中毒症を引き起こします。このようなサプリメントの継続的摂取は心不全等の合併症を引き起こしました。

甲状腺ホルモンあるいは甲状腺ホルモン剤についての知識を持たないまま手を出すことは命をも脅かす危険な行為と言わざるを得ません。

甲状腺ホルモン製剤リオサイトメル

ところで、甲状腺ホルモンの分泌量は40歳をピークに加齢とともに減少することがわかっています。

人為的に甲状腺ホルモン量を増やすことには危険を伴いますが、幾らかの可能性と希望がないわけでもありません。

Liothytomelは、有効成分のリオチロニンナトリウムを含有する甲状腺ホルモン製剤です。

リオチロニンナトリウムは、日本国内で承認されているチロナミン錠と同一有効成分です。

粘液水腫やクレチン症、慢性甲状腺炎などの治療に用いられます。

リオサイトメルは武田薬品工業から販売されているチロナミンのジェネリックです。

リオサイトメルに含有されている有効成分のリオチロニンナトリウムは、不足している甲状腺ホルモンを補うことで、新陳代謝を高めます。

甲状腺ホルモンの中でもトリヨードチロニン(T3)を含有するLiothytomelは、同じ甲状腺ホルモンのチロキシン(T4)と比較して、効果の発現が速やかな薬剤です。

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