動脈硬化予防にはアルギニンが絶対にいい理由


血管は年齢とともに硬くもろくなっていき、は40代ではほぼ半数の人に、60代ではほとんどの人に動脈硬化が見られます。

最近では、20代、30代の人にも動脈硬化が見られるということを聞いたことがあります。

また、男女別に見た時には若干、男性の方が動脈硬化が多い傾向が見られますが、閉経後は女性も急速に動脈硬化が進み男性に追いつくらしいです。

次のグラフは血管の弾性を計測するCAVI(キャビ)と呼ばれる検査による調査結果です。

(引用:動脈硬化がわかる新しい検査より)

男女差をみると、男性が女性よりもCAVI値で0.2高い値を示しています。この差は血管年齢でいうと約5年に相当し、平均年齢の差と一致します。ウィリアム・オスラーという有名なカナダの医学者が”人は血管とともに老いる”という有名な言葉を残しましたが、CAVIはまさにこの血管年齢の指標とも考えてよいでしょう。(「動脈硬化がわかる新しい検査」より)

動脈硬化=血管年齢は私たちの健康と深くかかわっています。

実は、アルギニン摂取が動脈硬化予防に大変効果的なのです。

アルギニンとは何か

アルギニンは体内で合成されるアミノ酸の一つです。

しかし、怪我や手術、感染などの場合には不足するので十分な補給が望ましいとされる条件付き必須アミノ酸に指定されています。

アルギニンには免疫反応の活性化、細胞増殖を促進し、コラーゲン生成促進などにより、怪我等の治りを早くするという効果が期待できます。

さらに、アルギニンは尿路回路に深くかかわっており、このことが動脈硬化予防につながっていると考えられています。

アルギニンと尿路回路

尿路回路とは何か

尿素回路とは私たちの身体にとって有毒なアンモニアを尿素に変えて無毒化する経路のことです。

一連の経路は肝臓の細胞膜とミトコンドリアで見られる反応です。

なぜアルギニンが注目されるようになったか

アルギニンは尿素回路を形成するアミノ酸として知られていました。

アルギニンが注目を集めるようになったのは、それがNO合成の基質になっていることがわかってからです。

基質というのは、「酵素と結合して酵素が働く場所となるもの」という意味です。

私たちの身体の中では、NOSがアルギニンに作用することでシトルリンとNOがつくられます。

アルギニンが不足していたり、ない状態ではNOは産出されません。

NOは血管を拡げ、血流を促進するとともに悪玉コレステロースを減少させる、いわば血管にとってはなくてはならない物質です。

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アルギニン負荷試験

アルギニンは、成長ホルモン(GH)、インスリン、グルカゴンの分泌を刺激するという働きがあります。

この働きを利用して行われるのが、アルギニン負荷試験です。

これは、人為的にアルギニンを投与し、負荷前後に成長ホルモン、インスリン、グルカゴン、血糖値、C-ペプチドを測定する、ことで行われます。

アルギニン負荷試験は下垂体からの成長ホルモン分泌不全(小人症)や、膵臓からのインスリン分泌予備能評価、インスリノーマの補助診断には欠かせないものです。

このことは、アルギニンの成長ホルモン、インスリン、グルカゴン分泌促進という働きを裏付けるものです。

成長ホルモンの分泌がもたらすもの

成長ホルモンは脳下垂体から分泌されるホルモンで、成長と代謝に深く関わっています。

その作用は次のような内容があります。

  • 骨の伸張:幼児期に骨端の軟骨細胞の分裂および増殖を促し、骨を伸張させる。
  • 筋肉の成長:特定のアミノ酸の筋肉への取り込みを促し、タンパク質同化を促進させる。
  • 代謝の促進:炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する。
  • 血糖値の安定:肝臓のグルコーゲンの分解を促進するとともに、インスリンレベルを抑制し血糖値を上げる働きにより血糖値を一定に保つ。
  • 恒常性の維持:カルシウムなどの電解質の濃度を一定に保ち、生命の恒常性を維持する。
  • 体脂肪動員の促進:エネルギー不足の時、体脂肪をエネルギーとして使うため、体脂肪を遊離脂肪酸の形で放出させる。

インスリンの分泌がもたらすもの

インスリンは膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンで、血糖値を抑制する働きをします。

インスリンの生理作用として、次のようなものが知られています。

  • 血糖値を抑制する。
  • ほぼすべての臓器細胞へブドウ糖を取り込む。
  • 骨格筋への、グルコース、アミノ酸、カリウムの取り込みとタンパク質の合成を促進する。
  • 肝臓や筋肉で、ブドウ糖からグリコーゲン(貯蔵糖)が合成されるのを抑制する。
  • 貯蔵されているグリコーゲンが分解されるのを抑制する。
  • 脂肪細胞で脂肪が合成されるのを促進したり、脂肪の分解を抑制したりする。

グルカゴンの分泌がもたらすもの

グルカゴンは炭水化物の代謝に関わるホルモンです。

インスリンとは反対に血糖値が下がって糖を必要とするようになったときに、肝細胞に作用してグリコーゲンの分解を促進します。

グルカゴンはインスリンと同様にランゲルハンス島から分泌されますが、違うのは消化管からも分泌される点です。

もっともグルカゴンがあるのは胃底部といわれています。

グルカゴンは貯蔵燃料を動員する異化ホルモンとして作用します。

主な作用は次の通りです。

  • 肝臓のグルコーゲンの分解やアミノ酸からの糖新生を促進し、血糖値を上昇させる。
  • 脂肪の分解を促進する。
  • 筋肉ではグルコーゲンの分解を促進しない。
  • 成長ホルモン分泌を刺激する。
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アルギニンサプリは通販が良い理由

実は、高配合のアルギニンサプリは通販でしか買えないようです。

アミノバイタルプロ3600では1回の摂取量が610mgになっていますが、通販では1000mg超えが普通にあります。

これには、需要や流通コストの問題がからんでいると考えられます。

アルギニンの1日の推奨摂取量が4000mg程度といわれています。

したがって、それなりのアルギニンサプリを手に入れようと思えば、ドラッグストアでは無理で通販に頼らざるを得ません。

アルギニンの摂取量

摂取量については、多いても9000mg以下にとどめるよう注意しましょう。

4000mgくらいから初めて自分の適量を探すのがベストでしょう。

アルギニンの禁忌・副作用

比較的安全とは言われているものの、過剰摂取には注意が必要です。

禁忌

肝臓障害、腎臓障害

統合失調症の場合も注意が必要と思われます。

アルギニンと統合失調症はなかなか結びつかないと思いますが、神経伝達物質にアミノ酸がかかわっていることからきています。

健常者と統合失調症を発症している人とではアミノ酸バランスが大きく異なります。

したがって、統合失調症の人がアルギニンを摂取する場合には、主治医の指導が不可欠と思われます。

副作用

20000mg〜30000mgのアルギニンを取り続けると、関節肥大や骨の変形になる場合があります。

人によっては肌荒れが摂りすぎの兆候となる場合があります。

おすすめアルギニンサプリ

必要量を食物からだけ摂取するのは困難です。

こんな時にはサプリメントが役に立ちます。

Olympian Labs(オリンピアラボ)社のアグマチンは、除脂肪筋肉量を増加へと導き、ワークアウト後の早期の疲労ケア、及び一酸化窒素(NO)の生成を増やすことで筋肉のパンプ向上のサポートなどが期待できるサプリメントです。

「スーパーアルギニン」とも呼ばれるアグマチン硫酸塩が主成分です。

アグマチンは、脱炭酸化プロセスによって生成されるアルギニンの代謝副産物であり、細胞の成長に深く関連しているグアジノ-ブチルアルデヒド、ポリアミン-プトレシン、スペルミジンを生成します。

アグマチンは、体内の一酸化窒素レベルを高めると共に、強力なアナボリックホルモンとして知られる成長ホルモンの分泌も促進することが分かっています。

その効果はアルギニンよりも強力で、アグマチンがスーパーアルギニンと呼ばれる所以になっています。

アグマチンにはアルギニンと同じく、一酸化窒素(NO)の生産を促して筋肉の血管を拡張させる働きがあるといわれています。

これにより筋肉のパンプアップをサポートし、持久力と筋肉の収縮作用をケア、ワークアウトの成果をより一層高めます。

アグマチンはまた、インシュリンの分泌を促す働きがあるともいわれています。

インシュリン反応が向上すると、身体作りをより効果的にすることができ、がっしりとした脂肪分の少ない筋肉作りをサポートします。

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