筋トレに効果的なヒートショックプロテイン入浴法


私たちの体ではたタンパク質が重要な働きを担っていますが、そのタンパク質の中には熱などのストレス下で量が増え、細胞を保護する働きをもつタンパク質があります。

これがヒートショックプロテインと呼ばれているものです。

ヒートショックプロテインは傷ついたタンパク質を修復します。

あらゆる病気の原因はタンパク質が傷つくことだとも言われています。

筋トレを習慣的に取り入れている人は、免疫力が低下しがちです。

このような人に取り入れて欲しいのがヒートショックプロテイン入浴法です。

ヒートショックプロテインはどうやって発見されたか

ショウジョウバエの幼虫を高温にさらすと特定のタンパク質の量が急激に増加することがあるフレッド・ティシェールらによって報告されました。

これがヒートショックプロテインの発見で、1974年のことでした。

1980年代に入ると、ヒートショックプロテインは細胞内のタンパク質輸送に関わるなどの機能が少しずつ明らかにされていきました。

1980年代半ばになるとHSPは分子シャペロン機能を有すること、細胞内タンパク質輸送に関与することなどが認識されるようになった。

面白いことに、ヒートショックプロテインはヒトからバクテリアに至るまで様々な生物種に共通して確認されています。

ヒートショックプロテインの利用

ヒートショックプロテインを用いたガンの温熱療法があります。

41°Cに加熱し、ヒートショックプロテインを増やすという方法で行われます。

ヒトの体はタンパク質でできていると言っても過言ではありません。

病気やガンになるとそのタンパク質が変形します。

ヒートショックプロテインは変形したタンパク質を正常な形に戻してくれます。

ヒートショックプロテインのこの働きを利用した方法が、ここでいう温熱療法です。

もちろん、実際にはヒートショックプロテインを増やすための投薬を行ったり、抗がん剤や放射線治療との併用が行われています。

ガン治療にも取り入れられている温熱療法を、日常の入浴に活用できないでしょうか。

もし、可能なら手軽に行える健康法となるはずです。

筋トレの効果を100倍にするヒートショックプロテイン入浴法

筋肥大のしくみは、傷ついては修復するということの繰り返しにあります。

したがって、ヒートショックプロテイン入浴法を筋肥大に活用しない手はありません。

もちろん、入浴のタイミングという問題があります。

筋トレ後、筋肉が炎症を起こしている状態で熱いお湯につかるのは得策とは言えません。

それなら、筋トレ前に入浴を済ませておくという方法も考えられます。

また、ヒートショックプロテイン入浴法は週2回おこなえば十分とも言われています。

だとすれば、筋トレをしない日に入浴をすればよいことになります。

この辺はいろいろと試してみてもよいと思っています。

ヒートショックプロテイン入浴法での温度と時間

体温がおよそ平熱+1.5°C、少し汗ばむくらいを目安にします。

入浴前にコップ1杯程度の水分補給をすませておきましょう。

お湯の温度と入浴時間は次の表をもとに設定するとよいでしょう。

温度 入浴時間
40°C 15〜20
41°C 10〜15
42°C  8〜 10

注意すべきことは、無理をしないことです。

長時間使ってもヒートショックプロテインは増えません。

温度も高ければ良いというものではありません。

湯温が高いと心臓への負担も大きくなるので、入浴時間には注意が必要です。

また、ヒートショックプロテインのためには入浴後の保温も大切です。

保温時間は10〜15分で十分です。

入浴剤でヒートショックプロテインを効果的に生み出そう

普通に入浴をする場合、38~40°Cのお湯が適温とされています。

しかし、ヒートショックプロテインを増やすためには40~4°Cのお湯が効果的とされています。

これ以上熱いと反対に体や心臓に負担がかかるので、熱くても42°Cで抑えるようにしましょう。

しかし、お湯の温度はすぐに下がってしまうので、なるべく湯音が下がらないようにするのが大切です。

湯温の調節は蓋で行えばよいのですが、入浴中は調節に気をつかうことなくユックリしたいものです。

そんなときに役に立つのが入浴剤です。

血行を促進してくれる入浴剤を使えば、そのぶん入浴時間を短縮することができます。

入浴時間を短縮できれば、体への負担も少なくて済みます。

入浴剤の活用をオススメします。

「生薬のめぐり湯」は家内が買ったものですが、結構いいです。

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