女性化乳房の疑いがあるときにすべき対処法

Aステロイド(アナボリックステロイド)の副作用はいろいろありますが、中でも気になるのが女性化乳房(乳腺肥大症)ではないでしょうか。

女性化乳房は乳腺肥大症ともいわれ、肥満によるものとは区別されます。

女性化乳房は男性のQOLを著しく損なうものです。

男性にとってそれは深刻な精神的苦痛を伴うものです。

女性化乳房により男性の社会的活動は著しく制限されます。

この女性化乳房とはどのような症状なのでしょうか。

また、女性化乳房の疑いがあるとき、それに対しどのように対処していけばよいのでしょうか。

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女性化乳房とは

女性化乳房は何らかの原因でエストロゲンの過剰状態になったことで起こる症状で、両側または片側の乳腺が肥大し乳頭部や乳輪部に膨らみがみられます。

女性化乳房の原因としては、思春期や更年期に起こりがちなホルモンバランスの崩れや肝臓機能の低下によるエストロゲンレベルの上昇、あるいは高血圧の薬などの副作用などがあげられますが、原因が特定できない場合も少なくありません。

Aステロイド以外の薬の服用が原因の場合には服用を中止することでよくなります。

しかし、何らかの持病の治療のために服用している薬を、個人的な判断で中止すべきではありません。

原因が薬の副作用と考えられる場合や、定期的に病院にかかっている場合には主治医への相談をすべきです。

なお、女性化乳房は中学〜高校にその兆候が顕れ、その後成人してから自然によくなることもあります。

また、しこりが感じられる場合がありますが、それを女性化乳房と決めつけるのは危険です。

なぜなら、男性にも乳がんの可能性があるからです。

しこりが感じられる場合は乳腺外科や乳腺科を受診すべきです。

女性化乳房の疑いがある時にとるべき行動

乳頭部や乳輪部のわずかな違和感に気づいた時、どういう行動を取るべきでしょうか。

その時が、Aステロイド使用中であればすぐに中止すべきでしょう。

高血圧等の持病があり治療中であれば、主治医に相談すべきです。

Aステロイドもその他の薬も服用していないようであれば、少し様子を見てもよいでしょう。

ただし、しこりがあれば乳腺外科等を受診すべきです。

なお、副作用として女性化乳房の可能性がある医薬品については、次の記事に詳しく書かれているのでご確認ください。

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Aステロイド使用による女性化乳房のケア剤

以下の内容は肝機能に問題はなく、原因がAステロイドの使用にほぼ間違いない場合に限定されます。

Aステロイド使用者がよく使用しているのがノルバデックスとアリミデックスです。

ノルバデックスもアリミデックスも乳がんの治療薬としてよく知られています。

ノルバデックスとは

ノルバデックスが発売されたのは1981年です。

ノルバデックスの特徴は、副作用が少ないという点にあります。

そのため、現在でも乳がんの治療に多く使われています。

ノルバデックスはエストロゲンの受容体をブロックすることで、エストロゲンが作用できなくなるようにします。

この働きを女性化乳房の進行を抑えることに利用するというわけです。

ノルバデックスは乳房に限らず、体内にあるすべてのエストロゲン受容体をブロックします。

そのため、女性でエストロゲンレベルが低くなり更年期のような障害が出ることがあります。

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アリミデックスとは

アリミデックスは乳がん治療薬として歴史のあるタモキシフェンを上回る効果があるとされています。

アリミデックスは、日本を含む世界100カ国以上で、閉経後の進行・再発乳がんの治療薬として承認されています。

ノルバデックスがエストロゲン受容体阻害薬として働くのに対し、アリミデックスの特徴はエストロゲンの生成に関わるアロマターゼに働きエストロゲンの生成を抑制する点にあります。

特に閉経後の女性では、エストロゲンは男性ホルモンから転化生成されます。

このエストロゲンの転化生成に関わっている酵素がアロマターゼです。

アリミデックスはアロマターゼによるエストロゲンの生成を阻害します。

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