男のアンチエイジングに欠かせないビタミンDの吸収率をMAXにする方法


今、わたしが注目しているのがビタミンDです。

ビタミンDといえば骨の健康に役立つものという印象ですが、最近では、ビタミンDのさまざまな効果がわかってきています。

そして、2016年度の調査ではアメリカのサプリメント市場での売り上げが、マルチビタミン・ミネラルに次ぐ第2位になっています。
(ちなみに第3位はビタミンCです。)

大学等の教科書で言われているビタミンの定義は『微量で動物の栄養を支配し正常な生理機能を調節し、完全な物質代謝をなせる有機化合物で、ヒトの体内では生成されず、それ自体としてはエネルギー源にならない必須栄養物質』(食品化学 朝倉書店)とされています。 簡単に言うと、体内で合成できない微量必須有機化合物です。

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ビタミンDを含む食品&摂取方法

ビタミンDの中でもビタミンD2とビタミンD3が人体にとって重要なものとされています。

ビタミンD2はキクラゲや舞茸などのきのこ類や、卵の卵黄やピータンに多く含まれています。

それに対しビタミンD3は、かわはぎやさけ、ます、にしん、うなぎ、しらす干し、からすみ魚などの動物に多く含まれています。

一般に、ビタミンD2とビタミンD3とでは、D3の方が吸収率が高いようです。

また、ビタミンDは油溶性なので、脂質と一緒に摂取することが吸収率を高めることにつながります。

一般にA,D,E,Kなどの油溶性のビタミンは吸収される前に胆汁酸の働きで乳化される必要があります。

食物の脂質が少ない状態では、胆汁酸による乳化が十分に行われないため、油溶性ビタミンの吸収率も低下します。

そのため、油溶性のビタミンは脂質と一緒に摂取する必要があります。

極端な脂質制限は油溶性ビタミンの吸収率を下げてしまうというわけです。

このようなことから、魚はビタミンDとEPAやDHAなどの上質な脂質の双方を含んでいる優れた食品といえます。

ビタミンD最新情報

活性ビタミンD3製剤は、食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きがあります。

また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。

活性ビタミンD3製剤は骨粗しょう症治療では古くから使われている薬です。

このようにビタミンDは骨の健康に役立つビタミンとして有名ですが、それ以外にも重要な働きをします。

ビタミンDは、脳と身体のあらゆる部位との間のスムースなメッセージ伝達をするのに不可欠です。

また、ビタミンDは、体内に侵入してくる細菌やウイルスを免疫系が撃退するためになくてはならないものとされています。
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心血管疾患のリスクを下げる

ビタミンDは心血管疾患のリスクを低下させるようです。

ビタミンD欠乏症は心血管疾患の有意なリスク因子であり、また欠乏症患者に対するビタミンD補充は著しい延命効果と関連していることが報告された。1万人余の患者を対象にした研究で明らかになったもので、米Kansas大学医療センターのMatthew Good氏(写真)らが、11月17日までシカゴで開催された第83回米国心臓協会・学術集会(AHA2010)で発表した。

日経メディカル2010/11/24➡️

インスリン感受性の改善

インスリンの分泌量が少ないと血糖値が高い状態になります。

また、インスリン自体は十分に分泌されているのに、インスリンが十分に機能しないという状態でも血糖値は高くなります。

この状態を「インスリン感受性が悪い」といいます。

肥満などではインスリンの感受性の低下により糖尿病を引き起こすといわれています。

最近では、ビタミンDの血中濃度を高めることで、インスリンの感受性を改善できることがわかってきました。

糖尿病患者が高蛋白食を摂取すると、標準蛋白食と比べて減量効果は同等だが、ビタミンD代謝関連遺伝子の変異によってインスリン改善効果が高まる可能性が、新しい研究で示された。
米アルバートアインシュタイン医科大学(ニューヨーク市)助教授のQibin Qi 氏らによる研究では、血中ビタミンD濃度を上昇させる遺伝子変異をもつ2型糖尿病患者が高蛋白食を摂取すると、インスリン産生量が大きく減少し、インスリン感受性が改善することがわかった。
この知見は、「Diabetologia」9月29日オンライン版に掲載された。

糖尿病ネットワーク 2015/9/29➡️

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子宮筋腫リスクを下げる

最近では、ビタミンDと子宮筋腫の関係が注目されているようです。

2013年以降に、ヒトでの疫学研究から、ビタミンD欠乏症が子宮筋腫のリスクを増加させることが明らかにされました。動物実験により、ビタミンD3が子宮筋腫のサイズを縮小させることが確認され、そのメカニズムとして、子宮筋腫の細胞増殖および分化に関与する遺伝子に変化をもたらすことが報告されています。

松林英彦(生殖医療専門医)のブログや➡️

がん、呼吸器疾患、うつ病との関係

「糖質オフと栄養の科学」(斎藤糧三、大柳珠美)には、血中のビタミンDとガンや呼吸器疾患、それにうつ病との関連について紹介されています。

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