スポーツ外来でアナボリックステロイドを処方してもらえるのか?診療費は?

アナボリックステロイドには魅力も感じつつも、その副作用や危険性についても不安を断ち切れずに、使用に踏み切れない人も少なくないと思います。

特に、元々は医療用医薬品であるアナボリックステロイドは効果もさることながら、誤った使用法では副作用も起こり得ます。

医療用医薬品は専門的な知識を持った医師の指導のもとに使用するのが理想的です。

しかし、現実にクリニックでこのようなアドバイスを受けようとすると、アナボリックステロイドの使用をあきらめるよう説得されるのがオチです。

そんなある日、「スポーツ外来 アナボリックステロイド」でググってみると、なんと「筋肉増強」を謳っているいるクリニックがいくつかヒットしました。

知らなかったのは自分だけかもしれませんが、今回はそんなクリニックの情報をまとめてみました。

なお、掲載順に意味はありません。

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西池袋メンズクリニック


西池袋メンズクリニック (@westikecl)さんの最新ツイート 池袋駅北口すぐの男性専門クリニックです。ED治療、AGA治療、睡眠障害、メタボ外来、筋力アップ・スポーツ外来等を中心に診療を行っております。保険診療は行っておりませんので、保険診療がご希望の方は他院でご相談下さい。Facebook、Google+ページ...
より
最初に目に入ったのが、この西池袋メンズクリニックです。

今回の記事のきっかけがこのクリニックです。

アナボリックステロイドの処方と服用指導は筋力アップ・スポーツ外来で受けられるようです。

筋力アップ・スポーツ外来は予約制で、予約はメールでのみ受け付けますとのことです。

HPには次のようなことが書かれていました。

闘う男性、悩める男性のためのコンビニクリニック


「EDケアサポート」は、ED(勃起障害)治療のセルフチェックや一般的な診療フロー、ED治療薬ED治療薬の適正使用、EDを相談できる病院情報などの情報提供をしています。EDケアサポートは、ED治療薬を日本国内で単独販売する日本新薬株式会社により、運営されています。
より

これまで我が国では医師が直接かかわって筋力アップや持久力アップなどの指導を行うことは極めてまれでした。そのため個人輸入などで筋肉増強剤を入手して、自己流のドーピングを行い体調を崩す人、不衛生な自己注射により感染を起こす人が珍しくありませんでした。当院ではそのような方々のために、より安全な筋力アップ、持久力アップの場を提供します。

西池袋メンズクリニックHPより

2chではかなり荒れているようですが、その内容をそのまま受け取ることはもちろんできません。

診察料が3000円、毎月の定期的な血液検査の検査代が10,000円、注射代と薬剤代は別料金です。

薬剤等の代金
プリモボラン・デポー 100mg 1,500円
プリモボランの注射薬
エナルモンデポー 250mg 3,000円

テストステロンの注射薬
ご希望の方はhCGとの併用を必須としております
hCG 5000単位 1,500円

性腺刺激ホルモンの注射薬
エリスロポエチン 3000IU 9,000円
赤血球数を増加させる効果があります

L-アルギニン注射薬 300mL 10,000円
300mL中に塩酸L-アルギニンを30g含有。L-アルギニンには成長ホルモンの分泌を刺激する薬理効果があります

プリモボラン 5mg 100錠 3,000円
プロベネシド 100錠 3,000円
尿酸排泄促進剤ですが、筋肉増強剤のマスキングに用いられます
ノルバデックス 10mg 30錠 12,000円
クロミッド 50mg 10錠 3,000円
エフェドリン 30錠 7,500円
バイアスピリン 100mg 100錠 3,000円

西池袋メンズクリニックHPより

もともとアングラな欲求に応えるクリニックなので高額な医療費も受け入れてしまうそうですが、(要チェックではなく)要注意です。

「筋肉増強剤のマスキング」なんていう言葉があるけど、そんなの使っちゃいけないでしょ。

新宿御苑メンズクリニック


https://estdoc.jpより

HPをみると、処方する薬剤はプリモボランデポー 100mg、テスチノンデポー 250mg(※hCG併用必須)、hCG(ゲストロン)5000単位。
「当院ではこれらの薬剤を医師の指導のもと処方することで、より安全で効果的な筋力アップを目指します。」ということが書かれていました。

また、受診すると上級・中級・初級の3つのコースのいずれかにコース分けされ、成長ホルモン促進注射等の処方を受けることになっているようです。

予約が必要なのは上級のみで毎週水曜日限定ということです。

筋力アップ・スポーツ外来 / 筋力アップ / 筋肉増大 / 持久力アップ / 成長ホルモン療法
毎日厳しい筋肉トレーニングを積んでいながら競技の成績が伸びない、良い結果に結びついていない方。努力しているのに筋肉が思うようについてくれない。
筋力アップを果たしたいがために、個人輸入により筋肉増強剤を入手し、自己流ドーピングを行った結果体調を崩してしまった方、 また、不衛生な自己注射によって感染症を起こしてしまった方、
このようなお悩みをお持ちの方々に、当院では筋力アップ、持久力アップの指導とお手伝いをしております。

新宿御苑メンズクリニックHPより

料金は税抜きで次のようになっていました。

診察料 2,000円
テスチノンデポー 250mg 3,000円
プリモボランデポー 100mg 1,500円
hCG(ゲストロン)5000単位 1,500円
血液検査 10,000円
プラセンタ注射 1A +500円
ただし、プラセンタ注射は肝臓の負担緩和のための筋力注射受診の方限定
スポーツ整体 6,500円
さらに体を大きくしたい人に エレンタール(内服)1箱 15,000円
※筋力注射受診の方は エレンタール(内服)1箱 12,500円

新宿御苑メンズクリニックHPより

これをみた時は、「プラセンタ注射って、肝臓にもいいのか」って思いました。

また、エレンタールは術後の栄養管理などに用いられる、いわば栄養剤のようなものです。

プラセンタ注射、スポーツ整体、エレンタール処方など気になりますね。

ただ、これらは他のクリニックでも希望すれば処方してもらえそうです。

九州ベテルクリニック福岡


https://navifukuoka.com/
九州ベテルクリニック福岡は、その名の通り、九州のクリニックです。

先の2つと違うのは、口コミの評価がやたら高かったことです。

口コミサイトでの評価が高いのも低いのも、最終的には自分の眼で評価しなければいけません。

トランスジェンダー外来としての評価が高かったようです。

さて、このクリニックはその名もズバリ「アスリートスポーツ蛋白同化ステロイド外来」があるようです。

精神科でのメンタルサポートの連携など、他のクリニックと比較してもかなり説得力のある内容に仕上がっています。

日本も「ここまで来たか」という感じです。

「社会保険・国民保険を通さない守秘診療」ということで、費用は安くはないようです。

初診受診から治療開始までの診察フローと基本費用

1.初診時診察(初診料 6000円)

アレルギー,病歴・手術歴・既往症の確認,競技種目・協議内容・所属団体・協議ルール・ドーピング規制の確認

2.治療ゴールと期待するパフォーマンスエンハンスメントの期待値の確認

3.初診時総合内分泌検査(検査量 17000円)

4.筋肉増強蛋白同化ステロイド注射治療スタート

筋肉増強蛋白同化ステロイド1本 8000円

成長ホルモンリリーサーアルギニン1本  5000円

グリシルグリシン・プロリン・アスコルビン酸混合筋肉注射1本  5000円

筋肉ミトコンドリア呼吸活性剤1本  5000円

その他のメニュー

成長ホルモン

強化成長ホルモン(成長ホルモンのインスリン作用を除外して成長と脂肪燃焼に関する部分のみで構成した強化版)

IGF-1成長因子

メカノ筋肉成長因子

成長ホルモン分泌リリーサー医薬品(厚生労働省認可の国内点滴用医薬品)

ミオスタチンインヒビター遺伝子

ミオスタチンインヒビターペプチド

フォリスタチン

AICAR-RNAリボヌクレオチド

EPOエリスロポエチン

グリシルグリシン・プロリン・アスコルビン酸混合筋肉注射

筋肉ミトコンドリア呼吸活性剤

九州ベテルクリニック福岡アスリートスポーツ蛋白同化ステロイド外来HPより

川崎中央クリニック


http://www.myclinic.ne.jp/kawachu/pc/より
ここでも、スポーツ外来で筋力アップや持久力アップのサポートを受けられるようです。

HPで、治療方法を明示したり月1の血液検査を必須とするあたりに、クリニックらしい安心感を感じます。

週1〜2の間隔でプリモボランの筋肉注射をやってもらえるようです。

費用については次の通りです。

診療内容 備考 治療費
プリモボランデポー 100mg 週1~2の間隔で注射。 2,000円
プリモボランデポー 200mg 週1~2の間隔で注射。 3,000円
血液検査 肝機能検査など 5,000円
血中ホルモン濃度検査 10,000円
総合ホルモン検査 30,000円

川崎中央クリニックHPより

後記

筋肉増強に関していえば、アナボリックステリドではなく、加美川クリニックのように抗ミオスタチン抗体薬に期待を寄せているクリニックもあるようです。

また、限られた情報ではありますが、日本でもクリニックでアナボリックステロイド や成長ホルモンを処方してもらえるようです。

料金に関しては、やはり高いですね。

しかし、個人で「こっそり」使用する場合と違うのは、肝機能低下や前立腺肥大をはじめとした副作用に対するケアがしっかり行えるという点です。

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